評価基準は”E-A-T”!?
ブログのSEO対策
SEO対策とは
あなたが芸能人やスポーツ選手ですでに有名人でもない限り、一般人がブログをただ書くだけでは、そうそう読者は増えません。
そこで重要になってくるのが、SEO(Search Engine Optimization)、日本語で「サーチエンジン最適化」です。
簡単にいうと、「読者に価値のある有益な情報(コンテンツ)を提供し、適正に検索エンジンに評価されるように技術的にサイトを最適化すること」です。
SEO対策をすることで、検索エンジンにキーワードを入れたとき、検索結果の上位に表示されるようになる「可能性」があります。
ブログに限りませんが、Webサイトへの流入の70%以上が検索エンジンからです。
ブログの読者がつくかどうかは、SEO対策されているかが重要なポイントです。
要はGoogle対策
検索エンジンのシェアは70%がGoogle、25%がYahooで大半を占めていますが、Yahooは実は検索エンジンはGoogleのものを使用しています。
つまり検索の95%以上はGoogleによるものなのです。よってSEO対策とは、とどのつまりGoogle対策といっても過言ではありません。
以前は、適切なキーワードを設定しているか?など、表面的な部分でしかチェックはされていませんでしたが、技術の進化に伴い、コンテンツの詳細が精査されるようになってきました。
Google対策とは
Googleの定める「検索品質評価ガイドライン」
実は、Googleが公式に評価のガイドラインを提示しています。これには評価基準がたくさん書かれていますが、重要な5つの項目があります。
- Webページのテーマが明確なこと
- 専門性・権威性・信頼性
- コンテンツの品質と量
- Webサイトの運営責任者とコンテンツの作成者の明示
- Webサイトの評判
とあるのですが、これらの評価ガイドラインはすべて「2.専門性・権威性・信頼性」に帰結しています。この評価指針を”E-A-T”といいます。
“E-A-T”はGoogleがもっとも最重要視する評価指針です。
Googleに評価されるには?評価指針は”E-A-T”
・E (Expertise) 専門性
・A (Authoritativeness) 権威性
・T (Trustworthiness) 信頼性
専門性
専門性とは、一つのページが一つのテーマを掘り下げた内容になっているかどうかです。要は、検索したキーワードについて適切な内容が表示されることを評価基準としています。
もちろん情報として専門的な内容であるに越したことはありませんが、Googleは「形式的な専門性は必要ない」としており、形式的な専門性がないことを理由にペナルティは課さないとしています。
専門家でなくても十分な知識・経験があり、それらがページごとにテーマを決めて書かれていることが「専門性」のもとめていることです。
権威性
日本語としてちょっと分かりにくいですが、ここではGoogleの検索エンジンが解析しやすいページになっているかが問われます。システムで対応すべき内部SEOもこれに関します。
検索エンジンが解析しやすい(読みやすい)ページは人が読んでも分かりやすいものである。読者にわかりやすいページは人気がでて、権威性があがる。というわけです。
信頼性
誰がサイトの責任者か、コンテンツの作成者はだれか?記事についての問い合わせは可能か?プライバシーポリシーを明示しているか?などが評価基準です。
責任者の提示は評価に大きく関わるのでできるだけ明記しましょう。問い合わせフォームも設置することが望ましいです。
Google Analyticsでサイトの解析をしたり、Google AdSenseで広告を出すときは、ユーザーの情報を読み取って処理をしますので、プライバシーポリシーをちゃんと明示しましょう。
技術的な対応
SEO対策で一番重要なのはコンテンツですが、技術的な対応も必要です。
権威性へのアプローチ
“E-A-T”の記述で、権威性について、「検索エンジンが解析しやすい」構造であることをと書きました。
HTMLはインターネットの黎明期から使用されている文書形式ですが、このHTMLの構造が解析しやすいものになっていることが求められています。
コンテンツとデザインの分離
Googleの評価基準のひとつとして、コンテンツとデザインが分離されていることがあります。
ブログの本文を検索エンジンは解析するので、デザインに関する情報は分離されているほうが解析しやすいということです。
WordPressなどのCMS(Contents Management System)を使うとコンテンツとデザインが分離されています。
レスポンシブデザイン
以前はPC用のページ、スマホ用のページ、タブレット用のページとそれぞれの画面サイズにあわせてWebサイトを複数持つような対応がされていて、デザインを変えるために同じ情報を複数持つことになっていました。
Googleは同じ情報があちこちにあるのを嫌います。
そこで、コンテンツはひとつで画面サイズによってデザインを変える、レスポンシブデザインに対応することが必要視されています。
WordPressではデザイン部分は「テーマ」を設定しますが、レスポンシブ対応しているテーマを導入するのが一番の対策です。
SEO対策はアドセンス審査対策
SEO対策=Google対策ということで、少し難しい内容でしたが、要は
- コンテンツ(本文)が重要
- 技術的な対策はCMSを導入する
- 評価基準は”E-A-T”
です。
なんにせよコンテンツ。”E-A-T”を意識したコンテンツ制作をすることが一番重要です。
で、筆者の私見ですが、「SEO対策=アドセンスの審査対策」です。
広告を出すということは、それを多くの人に見てもらわなければなりません。
必然的に「検索上位に表示される=読者が多い」ページが評価されるわけで、審査の基準になっているものと思われます。
なかなか、アドセンス審査に通らないと嘆いているひとを見かけます。またそういう人を食い物にする悪徳業者がいますが、SEO対策について、特に”E-A-T”についてこのページを熟読いただいて、ご自身のページがどうなっているか省みていただければ、ヒントがあると思います。
ブログを半年以上書いていて、記事数もそれなりにあるのにアドセンス審査を通らないということは、”E-A-T”に関して問題があると思っていただいて構いません。
最後に(ここ重要!)
私は商材は売りませんし、私のノウハウはブログに載せていくので、個別のご相談には対応しかねます。ご了承ください。